のほほんにしかた。の
お茶漬けな日々。since 2001/2/24

お品書き

鮒佐の佃煮
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６３杯目：おこちゃまに教えてなるものか〜鮒佐の佃煮（３）。

しらすの佃煮（お茶漬け佃煮系）

今日は、究極のオトナのお茶漬けの楽しみ方を伝授しよう。うははははは。

ご飯は炊きたてでね♪

わしわしまぜまぜ(^-^)

残りはお茶漬け（笑）

  • しらす佃煮（鮒佐）
  • わけぎ
  • ご飯
  • 緑茶
え〜と。お茶漬けのご飯は粘り気の少ない炊き立てでないものがよい、などという人がよくいらっしゃいます。

まぁさらさらといただくにはそれでよいと思うんですが。今日はこれ、じぇったいたきたてが、んまいぞ。
  1. まずは、炊き立てのご飯を器に盛り、その上に鮒佐のしらすの佃煮をどさっと。このタイミングではワケギはお好みね。混ぜずにそのままいただきます。白い炊き立てご飯の甘味と香り、佃煮のそのままの味を楽しみます。

    はふはふはふ。

  2. そのままの味をひとくちふたくちと楽しんでから、ワケギと共に、わしわしわしわし....混ぜ込んでしまいます。するとほぉら、佃煮の醤油ダレがご飯の一粒一粒に広がって、醤油風味の美味しい混ぜご飯です。

    くあ〜たまらんねえ。

  3. そして最後にこれにお茶を加えてお茶漬けです。先ほどまでご飯にまんべんなくいきわたっていた佃煮の醤油が、今度はお茶に溶け込んで、なんともいえぬやさしい出汁にはやがわり。しらすは醤油の味が程よく抜けたところでその本来の素材の味がハッキリしてきます。これをさらりといただきます。

    ふぁ〜。落ち着くなぁ(^-^)

聡明なここの読者ならもうおわかりですね。これ例の櫃まぶしの食い方そのまんまです。いやぁ今回は★３つじゃぁ足りないなぁ。シンプルにして贅沢。こうしてにしかた。はたった1杯で３度の幸せを堪能するのでした。

おこちゃまに教えてなるものか（笑）

（★★★）


「そんな体によさそうなもの、なんで子供におしえないんだぁ？」

とお叱りをうけるかもしれませんね。

でもね、それには深いわけが....結構いいお値段するんですよ。佃煮って。もしかしたら季節等により上下するかもしれないんですが。鮒佐さんでは、昔（江戸時代？）は色々と作っていたようなのですが、今扱っているのは６種類。たしかそれぞれ、こんな感じのお値段です（うろ覚えなんで間違ってたら後で訂正します(^^ゞ）。
  • 昆布　１００ｇ　１３００円
  • ごぼう　１００ｇ　１４００円
  • あさり　１００ｇ　１４００円
  • しらす　１００ｇ　２０００円　（だっけかなぁ？(^^ゞ）
  • えび　１００ｇ　２６００円　（さらに怪しい(^^ゞ）
  • あなご　１００ｇ　３０００円　（だと思う....）
あなごなんて、１００ｇって７匹位なんですよ。これをおこちゃまにがっつかれてしまっては、オトナのお財布はたまったものではございません。

とはいうものの....本当に美味しいものを食べさせたいというのも親心というものかもしれません。子供の時分からこういうものを食べさせるから、ひょっとしたらいい味覚がそなわるのかもしれません。その辺の葛藤は、親御さんにまかせるとします（笑）。

鮒佐さんでは１品５０ｇから販売しています。それと１０００円で数種類混ぜたものを販売とかもしています。こんなので一度試してみてはいかが？

とかいいながら、にしかたは行く度に何だかんだいって５０００円以上のオトナ買いをしてしまいます。いやぁ見ちゃうとぜーんぶ欲しくなっちゃうんだよね。ははは(^^ゞ。

あ、まだ場所教えてませんね。つづく

2001/10/25　　written by Norio Nishikata.